屋根のエキスパートである家根惣のいう「技術」は、職人の「技」が中心になりますが、それだけではありません。
合理的で科学的な考え方を基礎に、職人技がそれに乗っかるというイメージになります。
英語でいうエンジニアリングが、それに近い感じがします。当社170年の歴史は、「職人技」から「エンジニアリング」やマイスターへ、質的変化をおこす時間でもあったのです。

家根惣は江戸後期、保坂屋惣治郎によって創業。以来170年に渡り新潟の屋根を守ってきました。いわば、新潟の屋根の老舗といえます。
創業当時は「柿葺き（こけらぶき）」という日本古来の工法を用い、時代が下るに従って屋根材や工法も変化してきました。しかし、ものごとには変化しなければならないものと、変化してはいけないものがあります。当社の場合それは、創業の昔から一貫しているマインドです。
先人から受け継がれた技や顧客重視の考え方、それらが一体となった、やはり伝統というしかない、一種の精神です。

特徴の最後に、「最新」というキーワードを選びました。「伝統」で述べたように、私たちは伝統的な企業精神を大切にしています。
しかし住まいは時代と共に大きく変わり、技術も日々変化しています。特に現代は、変化しなければ企業も滅ぶ時代であり、私たちの会社も「最新」を求めて変化しています。
最新のモード、最新の技術など、私たちは、「最新」に貪欲です。